5月10日。
今はニセアカシア満開の時期。(今年は例年より少し早めだそうです)
養蜂業を営む、はちみつ屋さんのビーイングさんのご厚意で、山梨県甲府市某所の養蜂所におじゃましました。
ニセアカシアとは、和名でハリエンジュ。
戦後、アメリカ人が日本でハチミツがたくさん採れるようにと残してくれたものとのこと。
アカシアは日本古来の花ですが、数が少ないそうです。

ニセアカシア 写真AC
白く可愛らしい花がついた木が巣箱の周辺にはたくさん生い茂り、
ミツバチ達は、活発に蜜を集めていました。
熊の被害に遭わないよう、やぐらを組んで高い位置に巣箱を設置するという独自の工夫をされています。
もともと養蜂家の方に教わって養蜂を始めたのではなく、
蜂毒治療を専門とされている先生の助言を受けながら養蜂を続けているとのことです。
例えば、
ハチミツにいろいろなものが混じらないよう、巣箱を直接地べたに置かないこと、
室内でしぼることなどの助言を大切に守ってハチミツを採っているとのこと。
また、「アカシアの時期に採れた蜜といっても、他の花の蜜も混じっているのだから、厳密にいうとアカシアハチミツではないんだよ。アカシア主体の蜜だよ。」という先生のお話から、花の種類ではなく、採れた場所を表記しているということでした。
手を加えずに手を掛け、ハチミツの純粋さにとてもこだわっているのですね。
ビーイングさんのハチミツは水分が16%~17%以下と少ないのですが、
蜂が自分たちで乾燥させるのを待って採取するため、なかなか多くは採れないそうです。
ハチミツは水分が少ないものだと、腐ったり、菌が繁殖したりという心配が少なくなります。
また、熱を加えないものは、はちみつ本来の栄養分や殺菌力などが失われないそうです。
食べることはもちろんですが、スキンケアにも重宝とのこと。
ササクレてしまった指などにも良く塗っているそうです。(肌に塗ることに使う方が多い位とのこと。)
実際に養蜂をされている方のお話をうかがうことができ、とても勉強になりました。とても貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。
info by ありがとトレーディング
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