はちみつに含まれる栄養成分は150種類以上
はちみつができるまでには、働き蜂が花の蜜(蔗糖)をとり、唾液の分解酵素を加えて蜜胃というところでそれを果糖とブドウ糖に分解します。
そして、巣の中で蜜を引きのばしながら羽を激しく羽ばたかせて水分をとばします。(巣の中のはちみつは70%の水分を20%まで蒸発させてからフタがされます)
これを巣箱で待つ働き蜂に口移しで与え、さらに酵素が加わります。
ブドウ糖、果糖などの糖分や水分以外の成分の大部分は花粉(はちみつ1g中に3~20万個含まれている)に由来しているので、花の種類によって栄養成分も微妙に変化します。
その内容をみてみましょう。
ブドウ糖や果糖などの糖分をはじめ、ビタミンB群、パントテン酸などの十種類のビタミン、カルシウム、カリウム、鉄など二七種類のミネラル、ロイシンやアラニンなど二二種類のアミノ酸、アミラーゼやグルコースオキシダーゼなど八〇種類の酵素、クエン酸やリンゴ酸など十種類以上の有機酸、活性酸素を中和する抗酸化物質のポリフェノールや若返り効果かあるといわれているパロチンなど、栄養成分の数はなんと一五〇種類以上!
参考文献:ハチミツの「危ない話」―本物のハチミツを食べてみたい!川島 茂 三五館
150種類以上とは驚きですね。
はちみつの化粧品も人気
特に、ビタミンB群(ビタミンB1・ビタミン B2・ビタミンB12、ビオチンなど)、ビタミンCなどが含まれていること、また、抗菌作用があることから、美肌が期待できるとして、食用のほか、はちみつの化粧品も多く市販されています。
※ご自身でお化粧品やシャンプーなどにほんもののはちみつを混ぜるという手もありますよ。

これだけの栄養をサプリメントで補うとなると、多くの種類が必要となりますが、はちみつにはそれらがぎっしりとつまっており、コンパクトにさまざまな栄養補給ができますね。
はちみつのビタミンは活性型
また、はちみつに含まれるビタミンはその90%以上が活性型で、少量でも有効に働いてくれる良質なビタミンです。
これはサプリメントには真似のできないことです。
はちみつの豊富な栄養成分を生かす食べ方は?
さて、その豊富な栄養を生かすにはどのような食べ方をすればよいのでしょうか?
はちみつのビタミンや酵素類は熱に弱いものを含んでます。(固まってしまった時は湯煎をし、柔らかくなったらすぐにおろしましょう)

そのため、ヨーグルトやアイスクリームに加えたり、そのままパンに塗ったりスプーンでそのままなめるなどの熱を加えない食べ方が特におすすめです。
最後に
甘くて栄養たっぷりなはちみつですが、1歳未満の乳児には与えないようにしましょう。
そのわけは?

参考文献
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ハニーデューハニーは特に栄養素の豊富なはちみつです。

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