蜂蜜は乳児に与えてもいいのでしょうか?
A. 1歳になるまではやめておいてです。
甘くておいしい蜂蜜ですが、蜂蜜にはごく稀にボツリヌス菌の芽胞が含まれていることがあります。
しかし、蜂蜜は水分が少なかったり、酸性であるなどの理由で繁殖ができません。
それはボツリヌス菌も例外ではありません。
また、食したとしても、胃酸の力で殺菌されたり、腸内細菌の働きで繁殖が阻止され死滅してしまいます。
蜂蜜は1歳未満の乳児には与えてはいけません
しかし、1歳未満の乳児の場合は注意が必要です。
消化器官や腸内細菌の発達が未熟なのでボツリヌス菌が腸管まで届いてしまうことがあり、乳児ボツリヌス症になるおそれがあるからです。
病気自体はとても稀で蜂蜜以外にも原因は多くあるのですが、
一般の農作物と同じように蜂蜜に胞子が含まれているケースがあるのも事実ですので、
安全を期するなら食べさせないほうがいいということになります。
厚生省(当時)の通達
1987年10月、当時の厚生省が「1歳未満の乳児には蜂蜜を与えてはいけない」との通達を出しています。
乳児ボツリヌス症
通常のボツリヌス症と異なり、ボツリヌス菌の芽胞を摂取することにより起こる。芽胞は乳児の体内で発芽し、ボツリヌス毒素を作り出す。原因となる食物は黒糖などいくつか考えられているが、蜂蜜について因果関係が明白になっている。そのため、1歳未満の乳児に蜂蜜を与えてはならない(1987年10月20日厚生省通知)。芽胞は高温に耐えるため、一般的な加熱調理では蜂蜜中の芽胞の除去は困難である。この中毒が乳児特有である理由として、乳児は成人に比べ腸内細菌叢が未発達であることや、消化管が短いことから、成人では上部消化管で不活化されるボツリヌス菌が乳児では腸管まで届いてしまうためと考えられる。
出典: wikipedia
蜂蜜は1歳をすぎたら食べさせていい?
A. 生後1歳以上になると、離乳食などにより腸内細菌が整ってくるため、蜂蜜を避ける必要はありません。
蜂蜜は栄養価が高くおいしい食品ですが、生後1歳以上になってから与えるようにしましょう。
離乳食にも使いやすいですが、1歳になるまではやめておいて下さい。
1歳を過ぎて腸内細菌が整ってくれば、むしろお腹のケアにもおすすめできます。

参考文献
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