蜂蜜は自然からの素晴らしいプレゼント。
どのようなよい作用があるのでしょうか?
さまざまあるのですが、そのうちの6つを紹介します。
疲労の回復を助ける
蜂蜜に含まれる糖分は、ブドウ糖と果糖ですが、これらはそれ以上分解する必要のない単糖類なので、短時間で体に吸収されます。
参考までに、多糖類であるお米の場合、米→デキストリン→麦芽糖→ブドウ糖と三段階の分解を経てようやく吸収されます。
そのため蜂蜜はスポーツなどの時に飲料に入れたりして補給するのにも適しています。
胃腸への負担も少ないため、体力の弱ってしまった時やご高齢の方の栄養補給・滋養強壮にも役立ちます。
炎症をしずめ傷を修復
蜂蜜に含まれる過酸化水素には強い抗菌・殺菌効果があり、古くからやけどやすり傷、のどの炎症、湿疹、口内炎などの傷や皮膚の潰瘍に幅広く使われてきました。
蜂蜜が傷の治りを早め、傷を残りにくくするのです。
蜂蜜を傷を治すために使ったという記録は驚くことに古代のエジプト、ローマ、インド、中国などさまざまな文明で見られるということです。
私たちが訪問させていただいた養蜂家の方も、蜂蜜を食べるよりも傷のケア(とくにささくれ)に使っているとのことでした。

日本にもごく少数ですが、手術後の傷に治療の一環としてはちみつを塗っている病院もあるようです。
喉の炎症、口内炎には、蜂蜜をそのまま塗るか、スプーン1杯程度の蜂蜜を水に混ぜたものでのうがいがおすすめです。
軽いすり傷ややけどのケアとしては、蜂蜜を患部に塗り、その上から清潔なガーゼをあて、テープで固定しましょう。
胃腸の調子を整える
蜂蜜に含まれるグルコン酸(ブドウ糖がミツバチの酵素によって酸化された糖酸の一種。有機酸の中で唯一大腸まで届く)は腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やし、腸の働きを整えます。
そのため、便秘の時にも下痢の時にもよく、体に優しいお腹のケアができます。
蜂蜜が便秘によいということは、こちらも古代エジプトの時代から知られていたようで、飲んだり、座薬として使用されてきたということです。
また、マヌカの花から採れるマヌカハニーは、胃潰瘍の原因になるヘリコバクター・ピロリ菌に対し、他の蜂蜜より格段に強い抗菌効果があることがわかっています。
血圧を安定させる
蜂蜜に含まれるコリンという物質は、悪玉コレステロールを取り除きます。
そして、カリウムは塩分をとりすぎて高くなったナトリウムのバランスを整えてくれます。
このように、蜂蜜にはうれしいことに血圧を安定させる成分も含まれています。
肝臓によい作用がある
先程も出てきたコリン、そしてパントテン酸には強肝作用があるということ。
また、蜂蜜に含まれる果糖は肝臓内のアルコール分解を助け、血中のアルコール濃度を下げる働きがあります。
スキンケアに適している
蜂蜜には保湿力と殺菌効果があるため、顔などのスキンケアにも適しています。
保湿効果で肌をみずみずしくし、抗菌効果でニキビなどの炎症を予防します。
くちびるの荒れ防止にも役立ちます。
実際に多くの化粧品で使われていますし、自作するのも楽しいですね。
今お使いの化粧品にはちみつを少し混ぜて使ってみるのもおすすめです。
最後に
こんなにさまざまな恩恵のある蜂蜜ですが1歳未満の乳児には与えないようにしましょう。
そのわけは?

また、今回ご紹介したような蜂蜜の良さを実感していただくには、
混ぜ物のない本物の蜂蜜を使いましょう。
選び方は?

参考文献・参考ウェブサイト
コメント
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