はちみつは糖類であるため、糖尿病やダイエット中の人はとりすぎには注意が必要ですが
はちみつのカロリーは砂糖の25%も低いのをご存じですか?
また、はちみつは単糖類という性質から、砂糖よりも甘味度が高いという特徴があります。
はちみつは砂糖よりもカロリーは低く、甘みは強い
つまり、はちみつは砂糖よりもカロリーは低く、甘みは高いということになります。うれしいですね。
(砂糖が100グラム当たり標準384カロリーに対し、はちみつのカロリーは294カロリーほど)
そこで、糖尿病の食事療法を行っている方やダイエット中の方は、はちみつ単独でまたは砂糖とはちみつを組み合わせて甘味料として上手に利用することで、
カロリーを減らしながら甘みを同じように出せるため、料理の味を損なわずに上手にカロリーを抑えることが可能になります。
※ただし、60度以上の高温で調理するとせっかくのはちみつ自体に含まれている体にいい成分はかなり変化してしまうというデメリットがあるため、低温で調理できるものが適しています
はちみつの主成分は水分を除くとブドウ糖と果糖になりますが、この果糖がポイントでした。
ハチミツの主成分、ブドウ糖と果糖は、それ以上分解する必要がない単糖類なので、すぐに腸壁から吸収され、血液に入り込みます。ところが、ブドウ糖と果糖の吸収速度を比較すると、果糖はブドウ糖の半分ほどの吸収速度しかありません。つまり、ハチミツの果糖が血糖濃度の調節を行い、肝臓で処理できる以上には、血糖濃度を高めないので、脂肪が蓄えられないというわけです。そのために、ハチミツを食べても砂糖より太りにくいのです。また、ハチミツは少量でも満腹感が得られ、甘みもあるわりに体重が増えたりすることはありません。
出典: ハチミツの「危ない話」―本物のハチミツを食べてみたい!
砂糖より甘くカロリーは少ないはちみつ
毎日の食卓に上手に活用していきたいですね。
最後に。
甘くておいしいはちみつですが1歳未満の乳児には与えないようにしましょう。

参考文献
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